2016
19
Nov

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ジョウモウ大学の授業、「アート・アプリシエーション・ツアー in ハラ ミュージアム アーク」

11月の2週に行われた、ジョウモウ大学のハラ ミュージアム アークでの授業に参加して来ました。ジョウモウ大学とは何かと言うと下記のような内容です。

ジョウモウ大学は、群馬県内の公共施設やカフェ、公園などいろいろな場所をキャンパスに“ 授業 ”を開催する市民の“ 大学 ”です。大学といっても入学金や授業料は一切いりません。入学試験もありません。群馬を愛する人なら誰でも生徒や先生になれる自由な大学です。

こちらが、ハラ ミュージアム アークの正面入り口。伊香保グリーン牧場の裏側にあり、緑豊かでロケーションも素敵ですよ。今回の授業の参加者は10名。スタッフの挨拶、生徒自己紹介があり、ABCあるギャラリーを説明を交えながら回ります。ハラ ミュージアム アークは木造でオーナーが林業をやっていてそちらの木材を主に使用して建てられているそうです。ギャラリーAの部屋に立派な柱が立っているのですが、木材に詳しい人は作品そっちのけで柱を見ていることもあるのだとか。作品は、アンディ ウォーホル、ピーター スタンフリ、ミカリーン トーマスというような方々の作品が展示されていました。

アンディ ウォーホルと言えば、キャンベルのスープ缶が有名だと思いますが、ハラ ミュージアム アークの敷地には大きな缶が置いてあります。自分の身長よりも大きくてインパクトもあり、記念撮影には最適ですよ。

ギャラリーBでは、笠原恵実子、藤本由紀夫、クリスチャン ボルタンスキー、クリスト、束芋さんらの作品が展示されていました。クリスチャン ボルタンスキーと聞いて新潟の大地の芸術祭での「最後の教室」という廃校での展示を思い出しました。そのときの様子はこちら↓

最後の教室

大地の芸術祭2015、最後の教室

そして、ギャラリーBの一番奥の黒いカーテンの奥の部屋では束芋さんの「真夜中の海」という作品動画が暗闇の中で展開されています。波音と波のアニメーションが独特な世界観を生んでいます。実際はスペース的にはそんなに広く無いのですが、鏡や奥行きを見せるための傾斜など、限られたスペースでの見せ方にこだわっていました。


↑ギャラリー前の写真

ギャラリーCでは、加藤 泉、辰野登恵子、草間彌生さんらの作品が展示されています。奥の部屋の草間彌生さんの「ミラールーム(かぼちゃ)」では部屋のセンターに外側が鏡張りになったキューブが置かれています。部屋の壁にはドットが沢山貼ってあり、キューブの鏡に映りこみます。キューブには覗き穴があり、そこを覗くと沢山のかぼちゃが内側から光っています。現在北欧の展覧会に本物は貸し出し中のため、3Dプリントしたかぼちゃの展示となっているそうです。

ギャラリーA B Cを見た後は、観海庵という和の展示スペースを見て回りました。ハラ ミュージアム アークではピクチャーレールを使った展示は基本的に行っていないそうです。それは壁に穴を開けて展示が変わると前の穴はパテで埋めたりと大変手間のかかる事だそうです。唯一この観海庵では、壁が漆喰のためのひび割れなどの問題があるためにピクチャーレールを使っての展示になっていると説明されていました。

観海庵のあとは、普段は入れない開架式収蔵庫を見学させていただきました。こちらでは展示されていない美術品が納められていて、展示されている時には絶対見る事のできない作品の裏側も見る事ができました。

自分は美術館などをあまり説明を聞きながら見学した事が無かったので新鮮で楽しい時間をすごせました。芸術の秋なんて言葉もあることですし、美術館にでも遊びに行って見てはいかがでしょう。

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